中央集権型(XRP)、非中央集権型(BTC)、どちらが社会に受け入れられるのか考える
仮想通貨は大きく分けて非中央集権のものと中央集権のものがあり、その2つは異なる性質や、相反する要素を持ち合わせています。
今回はその部分について考えていきます。
代表選手
非中央集権型の代表となるのが、仮想通貨の始祖にして王
ビットコイン
コントロールする権利を持ち合わせている代表者が不在となるシステムになります。
これが、どれだけ画期的かつ実現困難だったのかは、あえて語る必要はないと思います。(詳細が知りたい方はナカモトサトシとブロックチェーンでググりましょう)
そして中央集権型の代表となるのが、時価総額3位であり、最近話題に事欠かない
Ripple(XRP)
株式会社や国家のように、一部の人間がコントロールする権利をもつシステムになります。正直に言って、システムとしては新しいものではありません。
上記の2種を代表として考えていきたいと思います。
ちなみに私はビットコインをあまり信用していないため、中央集権型であるRippleの方にバイアスがかかった意見となっていますので、話半分に聞いていただければと思います。
ではどちらが値上がりすると考えるのか?
最終的に私は中央集権型のほうが世間に普及し、価値を持つと考えています。
通貨というものは、信用で成り立っています。より信用をかき集めた通貨が最も値上がりする通貨と言えるでしょう。
以前の記事でこんな記事を書きました。
ここでも言っているように一般層に普及して始めて、通貨というのは利便性を手に入れます。
そして悲しいことでもありますが、一般層というのは基本的に投資や技術に興味のない人間です。
世間が仮想通貨を受け入れるにあたって
殆どの人間はその通貨の特性や先進性などを、理解せずに使い出す社会がやってくるでしょう。
その社会では何かがあったときに責任を取る存在が必要になります。
大切なお金を預ける・運用するにあたって、代表や責任者という存在はおそらく一般的な人間にとって重要なファクターになります。
確かに、ビットコインは透明性に優れ、民主的で、革命的です。
しかし、一般的な人がそれを理解し、使いこなすのは難しいと思います。
ですが、XRPにはRipple社と銀行があります。
Ripple社の目指す仕組みが完成すれば、一般人は今のまま頭を使うことなく仮想通貨のサービスを受けることができます。
そして、何かが起きたときはきっとRipple社、銀行に責任を取らせることが可能だと考えるでしょう。
両者を比較した際に、一般人は責任を他者に転嫁できるRipple(XRP)を選択すると私は思います。
ケツ論
直接お金を運用するにあたって責任者が不在となるビットコインより、一般人に受け入れられて多くのお金が最終的に流入するのは、Ripple(XRP)のような中央集権型の通貨だと考えます。
情けない話でもあると思いますが、人間というのはリスクの多い存在と触れ合う時に、責任を転嫁させられる存在を求めると思います。
だから殆どの人間が保険に加入し、利益にならない銀行預金を行っています。
そして、そのストリームに乗れるのは現段階ではRipple(XRP)であると私は考えます。
仮想通貨が自己責任で無くなる時、その時が世間に受け入れられるときなのだと思います。