ブロックチェーンという技術は「国防」にまで影響するという話
本日の話は、仮想通貨というよりは「ブロックチェーン」がこれからどういった分野にまで発展するのかという話になります。
この革命的な技術の凄さを皆さんに知らしめたい・・・
なぜブロックチェーンは革命と言われているのか
「ブロックチェーン」という技術はインターネットと同様に「革命」であると言われています。
その理由として、下記の3つの要素を実現しているからです。
- 非中央集権
- 改竄不可能
- ゼロダウンタイム
今回はこの「ゼロダウンタイム」というポイントに焦点を当てて考えます。
ゼロダウンタイムの重要性
皆さんは普通に生活していて「システムが落ちることを許せない」という事はあまりないと思います。
よく、スマホゲー等で「サーバーメンテナンス」となっていることがありますよね。延長に次ぐ延長で怒り狂っている人、課金させてくれとお願いしている人など色んな人がいますね。
しかし、世の中には
止まることが許されないシステム
というものが存在しています。
そういったシステムには今後、ブロックチェーンが採用されていくと考えられます。
なぜなら、「ブロックチェーンの最初の子孫であるビットコイン」は2009年に稼働してから、”8年間以上”一度もシステムが落ちたことがない、という実績があるからです。
ブロックチェーンが採用されるであろうシステム
それは、原子力発電所、国防機関、中央銀行といったインフラの根幹となるシステム達です。
(とある原子力発電所は既に採用していました)
最近ではランサムウェア(身代金要求型ウイルス)にチェルノブイリ原子力発電所が感染するという事件がありました。
これから自動運転等も実用化され、我々の生活はシステムへの依存度を急激に上げていくと思います。
そして、このランサムウェア事件から、医療機関や国防機関などの
人の命に関わるシステムへの攻撃は、とてつもなく金になる
という認識を世界中のハッカーが持ったでしょう。
国家間の戦争でもサイバー攻撃の有用性がどんどん上がっています。我々の生活を守るには、ブロックチェーンという技術は必須な存在になりかけているのです。
結論
インターネットという言葉と比べると、圧倒的に知られていないブロックチェーンという技術ですが、これから「自分の命や資産を守る上で」ブロックチェーン技術の有無は重要な要素となるでしょう。
私も銀行のシステムを担当していますが、「システムが落ちる」ということが「法律違反になる」というところまで来ています。
これは比喩とか誇張ではなく
マジで金融庁から指導が入る(経験談)
のです。
私の人権を尊重した労働環境の構築のためにもブロックチェーン技術は広まってもらわないと困ります。
以上、よろしくお願い致します。