私が「GameCredits」と「MobileGo」を手放した3つの理由
いつもお世話になっております。
本日はアルトコイン成長率1位だったGameCreditsと、超大型ICO案件から生まれたMobileGoを手放した理由に付いて記事にしました。
理由その1:延期・実のないニュースが多い
GameCredits社の開発陣は何度かGameCreditsStore(現GStore)の正式リリースを延期しています。
- 7月:正式版を予定(元は6月に予定)→出てきたのはベータ版
- 8月:重大発表がある→サイトのリニューアル告知
- 9月:開発進捗を報告→マイニング機能搭載ウォレットとGAME.GGのスクショ数枚
上記のように、この3ヶ月で行ったことの多くは具体的な製品開発に寄与するものではなく、ゲーマーも投資家も幸せにならない内容が多かったように思います。
現在もストアは未完成の状態であり、最近「G Store」という名称に変更されましたが中身は殆どアップデートされていません。
上記の6月22日に行った「おじさんがドアップでトークを繰り広げただけのライブ配信」の前には、期待からGAMEの価格が50%上昇したりもしました。(ライブの中身はMGOの新アプリの情報など有益な物もありました)
しかし、それから実のないニュースが続き、最近は市場もニュースでは殆ど反応しなくなってきています。
理由その2:開発が遅い
昨今ではICO後すぐにプロダクトのアルファ版がリリースされるプロジェクトも出てきています。
しかし、MobileGoに関してはICO終了から3ヶ月の時が経って出てきたのは数枚のスクリーンショットです。(MobileGoのICO終了は5月24日、約55億円を調達)
最近、上記の「分散型e-Sportsアプリ GAME.GG」の画像が発表されましたが品質には疑いが残ります。比べて後発にあたる「FirstBlood」は既にプロダクトがリリースされています。
「Breakout」という通貨も、既に賭けのできるプロダクトがリリースされているようです。(こちらは閑古鳥が鳴いている状態で利用には耐えない状態)
理由その3:努力の方向性が間違っている
MobileGoのICOで集められたお金はマーケティングで使われています。個人的にはこのマーケティングの方向性に疑問を抱かざるを得ません。下記の3つがニュースレターで発表された内容です。
- ESL(大手e-Sport大会)のスポンサーになる
- CEOへのインタビュー記事をブログに書いてもらう
- 謎のラッパーにカンファで登壇してもらう
ESLは分かります。これからGameCreditsやMobileGoを利用するユーザー達へ向けたマーケティングとして正しい姿だと思います。
しかし、下の2つは擁護不能です。頑張ってポジティブに考えましたが無理でした。
下記の画像はニュースレターで最後のトリとして「PodCastでうちのCEOがインタビュー受けたぜ!テヘッ」と貼られていたモノです。正直かなりイラつきました。
インタビュー記事:Crypto: He Has Third Largest ICO Ever With $53m Raised - Nathan Latka
次の謎のラッパーです。「K2rhym」という
「ゲームも暗号通貨も全く関係ないラッパー」
にカンファで登壇していただきました。
ツイッターでもフォロワーが2万人と大変有名な方のようです。
ちなみに私の大好きな「いらすとや」様のツイッターは、もうすぐフォロワーが5万人になります!やったね! → いらすとや (@irasutoya) | Twitter
結論
もちろん、上記以外にもインド市場へ向けてマーケティング活動を行ったりもしています。
しかし、インドで大人気であるクリケットのゲームのダウンロード数が現在16しか無いところを見ると成功したとは言い難いでしょう。というか、そもそもまだインドの通貨であるルピーに「G Store」は対応していなかったかと思います。
今回は批判的な内容を主にピップアップしましたが、プロダクトが着実に開発されればGameCreditsとMobileGoは花開くと私は信じています。
しかし、「G Store」「GAME.GG」等のメインコンテンツが実際にリリースされ、自身で品質を確かめてからの再エントリーするほうが懸命だとも考えています。
以上、よろしくお願い致します。
※今回の記事内で誤った認識、情報があった際にはご連絡をお願い致します。なる早で修正させていただこうと思います。
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