いまさら聞けない「Ripple(XRP)への疑問」を解消しましょう
「私は雰囲気で投資している」という方や、みんな難しい話をしていて「今更聞けないRipple(XRP)への疑問」を抱えている方に向けて
意識高い系横文字を排除した【要約版】Ripple社が公開したXRPに対する迷信の答えを書きました。
原文
Ripple社はXRPホルダーや、様々な"迷信"を信じている方向けに、上のような記事を掲載しています。
読んだ私の感想は「ある一定の知識水準が必須の内容になっている・・・」です。
正直、「インテグリティ」「バリデーター」「コンセンサス」「クロスボーダー」etc・・・この横文字の羅列だけで拒否反応を起こした方がいるのではないでしょうか。
私も活字を読んだり、システムエンジニアのくせに横文字がかなり嫌いなので同じような方に向けて【要約版】を作成しました。
1.「Ripple(XRP)は中央集権型である」は間違い
Rippleへのインターネットからの接続は完全にオープンとなっています。誰の許可も必要ありません。
XRPを用いた取引は分散型であるため、別にRipple社があろうがなかろうが正常に動きます。
今はRipple社も「取引の承認者の一人」としてネットワークに参加してますが、そもそも「複数の取引承認者」によってRippleネットワークは機能しています。
そのため、ネットワーク上の決定権を持っているのはその「複数の取引承認者の合意」になります。
2.「Ripple社はXRPの発行上限を増やせる」は間違い
Ripple社「増やすメリットがないから増やしません」
なぜなら、そんなことする通貨は誰も使いたくないでしょう?通貨というのは信頼に基づいて価値が生まれています。
その信頼を損なってXRPがゴミになるような行為はむしろRipple社にとって不利益になります。
Ripple社「そもそも追加発行する仕組みがありません」
Rippleのコードは普通に公開しているから、誰でもソースのチェックができますよ。
そして、その公開しているコードにはXRPを追加発行する仕組み自体がありません。
3.「Ripple社がXRPの価格を操作している」は間違い
Ripple社はXRP市場の「誠実さ」を重要視しています。その「誠実さ」を損なうような行為はしません。
Ripple社がやっているのは、流動性を高めて、送金量を増やして、売買差額を縮めるために色々な取引所に上場の依頼をすることです。
そもそも信頼を損なう行為をするよりも、金融機関や投資家と信頼関係を築いてXRPを長い目で成長させたほうがRipple社にとって「得」なのです。
4.「銀行はXRPを使わない」は間違い
SBIの発表でもありましたが、「銀行はXRPを使ったほうが得」です。
XRPは銀行で使う上での「利用手順・方法」がちゃんと用意されていて、最終的にはブリッジ通貨としての重要な価値を有することになります。
銀行が行うような「大きな金額の取引」を可能にするにはXRPの価値が上がる必要があります。
Ripple社が目指す目標は
XRPを「様々な国の銀行での国際取引」における主役にする事
になります。
5.「一般投資家がXRPを買うのは危ない」は間違い
Ripple社は今、色んな取引所にXRP上場の依頼作業中です。
上場されれば、XRPで国際間取引をするために必要な流動性が向上し、取引所の選択肢も増えるため一つの取引所への依存も減りますね。
XRPの貸し出しサービスも開始するのでXRPを持っていなくても、XRP市場に参加して流動性を向上できます。
一般投資家がXRPを購入すればするほど、流動性が向上して上で挙げたXRPの目標に近づくので価値が向上します。
6.「Ripple社の成功とXRPの価値向上は関係ない」は間違い
XRPの目標は上でも挙げたように、「様々な国の銀行での国際取引」における主役になる事です。
しかし、別にこの目標を達成する上で
Ripple社の存在は必須ではありません。
XRPはRipple社が存在しなくなっても、独自に繁栄することができます。
もちろん、Ripple社はこれからもXRPが目標を達成できるように「全力で頑張ります」。
結論
Ripple(XRP)の話は難しい話が多く、なんとなく雰囲気で購入している人もいるのではないかと思います。
しかし、購入は雰囲気でもできますが、ホールドは知識がないと難しくなります。
かといって、自身だけで調べるのはかなり難しいと思いますので、今回の記事が少しでも読者の方の握力向上に役立っていれば嬉しいです。
以上、よろしくお願いいたします。