わかっている人は、ビットコインなんて買いたくない+次の基軸通貨はXRPだと考える
ビットコインが世間に仮想通貨の波を広げています。
しかし、実は仮想通貨の投資家は「ビットコインなんて買いたくない」という事実について考えます。
実は ビットコインの寿命はとても短いと考える
こんなツイートをしたところ、思いの外反響が大きかったので詳細を記事にしました。
仮想通貨にちゃんと投資している人は、実はBTCなんて買いたくないんだよね。
— edindin@仮想通貨 (@edindin_crypto) 2017年6月13日
他の仮想通貨を買うときや、fiatに戻す時に買わざるを得ないから買っているだけ。
取引所でBTC並にETHやXRPが交換できるようになったら、BTCは即死する可能性がある。
現在、仮想通貨の基軸通貨となっているビットコインが、将来どうなるのかという話をよく見かけます。
ビットコインは2020年には1BTCが100万円になっている。なんて言う人もいますが
その可能性は殆ど0%に近いでしょう
世間の波に逆らった意見に見えるでしょう。
しかし、仮想通貨をちゃんと勉強している方や、私のよく読むブログの皆はビットコインに漠然とした不安を抱いているようです。
ビットコインを支えていた3本の柱
1.非中央集権を実現した通貨
初期は非中央集権的な通貨でしたが、現在はマイニングパワーの偏りによって適切な分散システムになっていません。
8月1日の分裂問題の原因の一つでもあります。
2.安い手数料・早い送金
現在は見る影もなく、fiat(国際通貨)より高い手数料、送金すれば2週間経っても着金せずという状態。
3.基軸通貨
現在まともに機能している唯一の柱となります。BTC建てで買えない仮想通貨はありません。
事実上、今のビットコインという存在の価値は「他の仮想通貨を購入できるから」という部分に依存しています。
そして、それはビットコイン自体の価値ではなく「取引所が担保している」価値となります。
基軸通貨という最後の柱が折れるのも時間の問題
時価総額も徐々にETHに追い上げられ、時価総額3位のXRPとETHを合計すると、すでにビットコインは負けています。
それも当然の話で
仮想通貨というのは技術がその存在を担保している。そしてビットコインは他の通貨に技術で劣っています。
仮に、ETHやXRPでもBTCと同じように他の仮想通貨を買えるようになった場合、将来性がなく、価格も安定しないBTCでわざわざ取引する人はいないでしょう。
ビットコインはメインストリー厶でなくなっても金のような扱いになり資産価値は残る。と言う意見を見かけましたが
それなら普通に金を買うでしょ。
セキュリティの高い銀行の貸金庫等に保管も出来ますし、ハッキング等による紛失もない。わざわざビットコインなんて先行きの分からない形で保有しませんよ。
次の基軸通貨となる通貨はなにか?
基軸通貨に求められる要素は、大きく3つあると考えています。
- 時価総額が高い
- 価格が安定している
- 他通貨との交換性が高い
時価総額が高くないと大量の取引に耐えられません。そして、価格が安定していなければ市場自体が不安定になってしまいます。
そして、一番重要なのは3番の要素です。仮想通貨という存在の特性においては国際通貨よりも重要度の占める割合が高いです。
国際通貨と異なり仮想通貨は毎日のように、新しい技術・コンセプトを持った通貨が生まれています。そして、その新たな通貨とすぐに流動性を持たせる技術が基軸通貨には求められます。
ケツ論
私の挙げた3つの基軸通貨の要素を、将来的に満たせる通貨はRipple以外にないでしょう。
特に3番の要素は仮想通貨単体では実現できないため、どうしても他機関との連携が必要になります。
基軸通貨に最も必要な 通貨と通貨をつなぐ ということができる通貨はRipple以外にありません。
Ripple(XRP)という存在は、ある部分において他の通貨を超越したポテンシャルを秘めている
そういう存在なのだと思います。